Star!!全部俺で弾いてみた制作過程 <各パート編>
今回の記事ではStar!!制作過程<各パート編>について書こうと思います。
まずは動画をご覧ください。
この動画ではシンセサイザーを使って多重録音+多重録画をして作成しました。
録音・録画は同じタイミングで行っており、
「演奏しながら録画 → 失敗 → 再度演奏しながら録画」
を、50数回ほど繰り返して完成させました。
さて、各パートですが、
- メロディ(シンセ)
- ベース
- ドラム
- ピアノ
- コード用ギター
- ソロ用ギター
- ストリングス 2パート
- バイオリンピッチカート奏法
- ベル
- ハープ
- ピッコロフルート
- ティンパニ
- シンセノイズ(SFX)
上記14パートで構成されています。
ここから各パートについて簡単に解説していきたいと思います。
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○メロディ
メロディはリード音を歌っている感覚を出すためにポルタメントを使用しました。
シンセサイザーのパラメータをいじって3つくらいの音色をミックスして作り、それにCutoff、Resonanceを下の写真のように組み込んでます。AttacktimeやReleaseTimeなんかはいじってないです。
○ベース
ベースはモノフォニックに設定して、ペダルを踏みながら演奏しました。 比較的簡単なので2発くらいの録画で完成できました。
モノフォニックに設定すると1音のみしかならないのでペダルを踏むと途切れることなく次の音に進むことができます。 演奏するときはとても便利ですが、打ち込みの際はしないようにしましょう。
○ドラム
指ドラムです。AddictiveDrumsでキーマップはそのままです。
指ドラムに慣れるまで3年ほどかかりましたが、何とかできました。(ただし実際のドラムでできるロールなどの奏法はできないです・・)
鍵盤なので音の強弱がとても難しく、また、本物のような音色作りもなかなかできないのでかなり苦戦したところでもあります。
○ピアノ
さて、ピアノです。Aメロあたりの譜面がまるっきり違うのですが、それはあまりにも時間がかかりすぎて録画に数十回使うことになってしまったからです・・・
音色は少し主張の少なめの音色で、いつも動画で使ってる中音域、高音域の主張をカットした感じで撮りました。メロディに合わせるように伴奏を弾いた感覚で、雰囲気は出てると思ってます。 ピアノだけで聞いてみるとミスが多くて・・・()
○コード用ギター・ソロ用ギター
コード用ギターは、動画を見ていただけるとわかるのですが、コードを押さえていないところも音がなっていて、しかもストロークは中心から-2octの「ド」「レ」の部分で代用できる優れものです。動画を見てどうやってギターを弾いてるのかとのコメントがありましたが、鍵盤をドレミではなく コードC コードCm など、 ある特定のキーでコードが変わる仕組みになっています。
たとえば・・・
「ド」 だけを押さえた場合は C
「ド」 と 「レ#」 を同時押しした場合は Cm などなど
基本はメジャーでなるのですが 二音以上のキーを押すと特定のコードに早変わりする仕様です。
ソロ用ギターは特にこれと言った特徴はないのですが、イントロの部分では左手でピッチベンドを利用してギターの演奏にがんばって近づけました。
「ピッチベンドの様子」↓
○ストリングス・バイオリン
耳コピで聞き取るのはかなり難しかったですし、最初と最後のあのストリングスの鬼畜さは正直つらかったです。 これだけでかなり撮り直しました。
こちらが例の部分です
○ベル・ハープ・ピッコロ・ティンパニ
それぞれの音色を個別に録音しました。使う箇所が少ないので割と簡単に録音できました。
○シンセノイズ(SFX)
ノイズです。 ザー という雨のような音にCutoffとResonanceでつまみを回して音を作りました。 これが一番簡単です。。
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という風な感じでした。
各パートについては以上です。
録音の次は MIX
次に 映像関係 ですが、これはまた今度にします。。